刹那に生きることは、命を大切に生きるということ。

命は永遠ではない。

この真実が常に見えていれば、今よりもっと、

命を大切に生きることができるように思います。

人の命も。

自分の命も。

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人の魂は何千、何万回とも生まれ変わっては、人生という旅を続けています。

生まれ変わる=輪廻転生については、科学的に証明はできないのですけれどね。

 

ただ、幾度となく生まれ変わっていると考えた方が、

今回の人生でこれっきり!と考えるよりも、

より目的を持って生きやすいように感じますし、

これまでの人生を振り返ってしっくりきますので、

私の場合は、「人は魂として、輪廻転生を繰り返している」という説を

とっています。

 

ヒプノセラピーの過去世退行セッションでは、

数ある過去世の中から、

とりわけ、今世に深い関わりのある過去世が思い出されるわけです。

 

私の場合、

今までに、3つの自分の過去世を思い出しましたが、

その一つに、江戸時代のとある武将の家族だったことがあったようでして。

 

その一家にまつわる時代小説を読んだところ、今世の私自身の性格、家族関係などに

ピッタリあてはまるところや、ソックリそのままの内容が多々あり、

ふむふむ、なるほどね、と驚いたり、おもしろかったり、と。

 

その小説を読みながら、リアルに思い出された感覚が、

「刹那に生きることは、命を大切に生きるということ」だったのです。

 

何しろ、戦国時代。

明日とも知れぬ命なわけですね。

それは、武士である男性のみならず、明日は我が身と思いつつ生きているわけです。

 

そんな切羽詰まった日常を送るなんて、現代の私たちからすると、

毎日が心配で心配で、何も手をつけられないんじゃないか、

なんて想像してしまいがちですが、

その過去世から伝わってきたのは、予想外にも、イキイキとした感覚でした。

今をせいいっぱい楽しむ。

今できることに目を向けて、一瞬一瞬を生ききること。

命を思いっきり生きる。

 

命が刹那であることを知っているからこそ、

命を大切に生きる。

 

考えてみれば、

平和な世の中に生きる私たちだって、命が永遠ではない、ということに関して、

戦国時代の人々とも

同じ条件なわけなのですよね。

 

それが、どうしても、切羽詰まった真実として目に入ってこないだけで。

 

命は刹那。

刹那だからこそ、

凛として、イキイキとして生きる。

どの命もすべてが大切な命です。